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ユーハ・ミカクトー

癒しま専科



(ピンポ〜ン)

猪口「誰だよ、こんな夜中に・・・はーい。」

(ガチャッ)

渡雨「こんばんは。私は『寂しさ癒し員』の渡雨と申します。」

猪口「・・・・・・は?」

渡雨「猪口さん、今日彼女と別れたばかりですよね?」

猪口「何でそんな事知ってんだよ!?」

渡雨「まぁまぁまぁ。で、その寂しさを癒してあげる為に
   今回は猪口さんのお宅にお邪魔させていただきまーす。」

猪口「割と重大な任務をワイドショーのお宅訪問みたいなノリで扱うなよ。
   もう冗談はいいから、帰ってくれ。」

渡雨「それがそうも行かないんですよ。
   猪口さんのココロから寂しさが消えるまで、
   もしくは猪口さんの長年愛用している
   携帯ストラップに付いてるマスコット人形の顔が消えるまで、
   私は猪口さんのお宅に居なければならない決まりなんです。」

猪口「確かに携帯ずっと使ってると、目鼻あたりのプリント剥げてくるけど。
     ・・・仕方ないなぁ。とりあえず上がれよ。」

渡雨「お邪魔します。」

(ペタシゴヌパッチュン、ペタシゴヌパッチュン・・・)

猪口「足音がイヤに個性的だな、オマエ。」

渡雨「たぶん非常食として足の指の間に100%果汁グミを挟めてるからです。」

猪口「それもう9割方、足臭グミになっちゃってるよ。
   その前に裸足でヒトん家にあがるのもどうかと思うし・・・
   で、どうしてココに来たんだ?
   他にも寂しさを癒してほしい人はいるだろうに。」

渡雨「答えないと駄目ですか?」

猪口「あぁ。」

渡雨「どうしても?」

猪口「あぁ。」

渡雨「・・・中尾彬って、あのねじったマフラーを取ると
   喉の締め付けが無くなって声が1オクターブ高くなるらしいですよ。」

猪口「話をはぐらかすな。どうしてウチに来たんだって聞いてんだよ。」

渡雨「癒し派遣会社鰍ゥら派遣依頼があったもので。」

猪口「何だ?その会社。」

渡雨「癒し派遣会社は、全国で寂しさを募らせている人達に
   癒しを提供すべく、何かモニャモニャする会社なのです。」

猪口「その説明だと、肝心の業務内容の部分が全くもって伝わんねぇよ。」

渡雨「つまり、猪口さんの中に潜む“寂しさ”という名の口臭を、
   私がどんどんブレスケアして差し上げようという事ですよ。」

猪口「もっと好感の持てる例え方してくれよ。」

渡雨「ともかく、そういう訳なんですよ。宜しくお願いします。」

猪口「まぁ事情はわかったよ。好きにしてくれ。」

渡雨「ところで、猪口さんはなぜ彼女と別れたんですか?」

猪口「まぁ所謂“三角関係のもつれ”ってヤツだよ。」

渡雨「あぁ。予備校の休み時間中にサイン・コサインと
   あともう一つ何だっけ?っていう話になって揉め事になるアレですか。」

猪口「ソレじゃないよ。ソレはどっちかって言うと“三角関数のもつれ”だよ。
   そんな事で揉めてたら今年も期待薄だよ、浪人生。」

渡雨「長く付き合ってたんですか?」

猪口「まぁ・・・な。今回は結婚も考えてたんだよ。真剣に。
   『コイツとならずっと一緒に付き合っていけるな』って。
   それがまさか他に付き合ってる男がいるなんて・・・
   それにオレそんなにモテる訳でもないし、
   次にまたそんなイイ相手が見つかんのかなって不安もあってさ。」

渡雨「それは大丈夫ですよ。星なんて女の数ほどいますから。」

猪口「『星』と『女』が逆だよ、逆。新しい星座がなかなか発見できなくて
   苦悩している天文学者にその言葉かけてやれよ。イチコロだぞ。」

渡雨「笑ってますよ。」

猪口「・・・え?」

渡雨「ほら、猪口さんココロが少し軽くなったでしょ?」

猪口「あ、そういえば・・・。」

渡雨「その笑顔とココロで毎日を過ごしていれば
   きっと外反母趾で、偏平足で、水虫持ちの素敵な女性が現れますよ。」

猪口「なんで運命のヒトは足に沢山の病気抱えてんだよ。
   でも、笑顔で過ごすなんて最近すっかり忘れてたなぁ・・・」

渡雨「じゃあ、私はこれで帰ります。
   また次の寂しさを抱える人のもとへと行かなければならないので。」

猪口「え、せっかく打ち解けてきたんだし、もうちょっと居てもいいんだぞ。」

渡雨「そうですか。じゃあ2人で天皇皇后両陛下ごっこでもしましょうか。」

猪口「それやった事ないけど、小首かしげて笑顔で小さく手を振るだけの遊びだろ。
   全然やる気が起きねぇよ。」

渡雨「それは残念・・・では、この辺で失礼しますね。」

猪口「あぁ。わざわざありがとな。」

渡雨「いえいえ、私の仕事ですから。それでは、素敵な恋を見つけて下さいね。」

(ペタ、ペタ、ペタ、ペタ、ペタ・・・ガチャ・・・バタン)

猪口「何だか不思議なヤツだったなぁ。
   ん?帰りがけ、足音が普通になってたような・・・
   あいつグミこぼして帰りやがった!!!」










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ハードファルコン

誰のネタかすぐにわかるようなネタ




松中:はいどーもー。僕ね、最近駅伝にすんごい興味があるんだよ。

城島:ああ、すげーおいしいよね、天カス

松中:1文字すら一致してないじゃないか!お前マジカルチェンジやったら絶対負けるタイプだろ!

城島:「マジカルだるまさんがころんだ」だったら誰にも負けないのになぁ

松中:マイナーすぎて誰もルール覚えてねえよ!それよりね、駅伝のいいところはやっぱりチームプレイだというところだよね。1本のタスキをチーム全員で汗水垂らして繋げる、その感動がたまらないんだよね。

城島:うんうん、特に部員の一人が先発メンバーに選ばれなくてそれ使って首吊り自殺しようと考えた呪いのタスキだったらなおさらね

松中:重いよ!いくら未遂でもそれ聞いたらチーム全員のテンション思いっきり下がるだろ!

城島:まあその選手はそのあとみんなで「タスキの長さ考えれば無理に決まってんだろ!」って総ツッコミ受けてもっと鬱状態になったそうなんだけどね

松中:チーム全員冷静にツッコミしすぎなんだよ!駅伝と言えば、レース前にタスキにみんなメッセージ書くんだよね。それ読むとまた感動するなぁ。

城島:ああ、みんないろんなメッセージ書くよね。「絶対優勝!」とか。あと「絶対チャンピオンになる!」とか。「舌体1位!」とか書く奴もいるし。

松中:結局全部同じ意味だろ!何だそのメッセージセンスが皆無な駅伝大好き団体は!しかも最後の奴漢字思いっきり間違ってんだろ!

城島:「旦那シモンにだけは勝つ!」

松中:みんなしてTBS初出演かよ!

城島:「でもハンデでか過ぎるから無理か・・・」

松中:銅メダリストほど早くないだろ!とにかく俺が言ってるのは、駅伝は開始前から漂うあの緊張感がたまらないってのよ。

城島:チームのエースとか監督とか囲碁部なのに間違ってきちゃった人へのインタビューよくやるもんね。

松中:3人目は放送時間があり余ってても絶対やらないと思うけどね。

城島:でもみんなやっぱり緊張してるからあんまり喋らないんだよね。やっぱり各地を走り回ってる旅芸人なんだから面白おかしく答えないと。

松中:お前の駅伝ランナーのその解釈は大間違いだけどな。じゃあどういう風に答えればいいんだよ?

城島:じゃあお前桑マン役やって。俺ランナーやるから。

松中:確かにレース朝早いけど寝起きドッキリではないだろ!普通のレポーター!
さあ、 今から優勝候補、駒澤大学の第2走者である城島選手にインタビューしたいと思います。今日の調子はいい方ですか?

城島:はい。

松中:優勝する自信はありますか?

城島:はい。

松中:今日の意気込みをどうぞ。

城島:がんばります。

松中:琴欧州かお前は!インタビューになってないよ!

城島:どちらかと言うと3分以上の熱戦を繰り広げた後の露鵬だったんだけどな。

松中:そこら辺の細かい解説はいいよ!俺がちゃんとした答え方やるからお前インタビュアーやれ!

城島:パッパパー!さあ、今から・・

松中:だから桑マンいいって!てかもうバラしてるじゃないか!

城島:いや、今のはスタートの合図なんだけどね。

松中:もう始まっちゃってるじゃん!併走しながらインタビューってどんだけ無謀なんだよ!新人アナ並の体当たりレポートだよ!

城島:それでは今からK澤大学第I区走者のM中選手にIタビューを行おうと思います。

松中:伏せ字使いすぎ!何だよこの少年犯罪者だらけの駅伝大会は!しかもIタビューってインタビュー以外に無いだろ!

城島:まあインタビューもいいんだけど俺が一番好きなのはレース後に起こるドラマだよね。

松中:インタビューからレース後まで早送りかよ!中身の話全くしてないよ!穴無しのドーナツみたいになっちゃったよ!

城島:試合後にさ、一人のランナーの不調によって優勝を逃したチームの選手全員がそいつを励ましてるのを見ると何か切なくなるよね。

松中:チームプレイの真髄だね。

城島:その選手がすんごい自分を責めるんだよ。
「あそこで実況車の目の前に歩道から乗り出して来た子供を俺が助けて全治2ヶ月の重傷を負ったばかりにうちは棄権して負けたんだ・・・」

松中:完璧ヒーローじゃねぇか!いいんだよ!後でチーム全員でその子供の泊まってる病院に百合の花を10本づつ送ればいいだけさ!気にすんな!

城島:「気にすること無いよ、カッちゃん。カッちゃんは良いことしたんだから。」
「南・・・」

松中:そんなタッチみたいな展開いらないから!確かに子供助けたけどそこまで原作と一緒にしたいならお前も死んでしまえ!

城島:それとか「俺がタスキを強く握り締めたせいで手の熱でタスキが溶けて反則になってしまったばかりに・・・」とか

松中:そいつの手汗は硫酸か!もう妖怪の域に達してるよ!

城島:タスキを溶解しただけにね。

松中:そんなダジャレ今更いらないから!

城島:「あそこで旦那シモンのラストスパートが無ければ・・・」

松中:第80回赤坂2丁目往復駅伝大会か!ってバカ!いい加減にしろ!

2人:ありがとうございました!

















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ウチにいる前田さん

学歴詐



前田「ロザンって高学歴が売りのコンビいるよな?」
木村「いるね」
前田「それに対抗して僕らは低学歴をアピールしていこうぜ」
木村「まぁ誰もやってないポジションだから狙う価値はありそうだな」
前田「俺は中卒でいくから、お前は稚卒ね」
木村「ち卒? 何それ?」
前田「幼稚園卒」
木村「略し方おかしい! 聞いたとき恥骨かと思った! 最終学歴、恥骨て!」
前田「それなら無難に小卒にしておこう」
木村「取りあえず漫才してみようか」
前田「よし、一丁やってみるか。どうもー、ウチ前でーす」
木村「宜しくお願いしろー」
前田「偉そう! それ違う」
木村「それじゃ謙虚に正解どうぞ」
前田「宜しくお願い死ね」
木村「殺すな! 殺し屋か! ゴルゴか! 眉太か! たかを、か!」
前田「それじゃ殺気を放ちながら正解どうぞ」
木村「恐ろしくお願いします」
前田「Jホラー的にお願いします、か! 血まみれスプラッタッターでお願いします、か!」
木村「それじゃ絶叫しつつ正解どうぞ」
前田「よぉそよそぉおしくお願ぁぁいしますぅう!」
木村「他人行儀に宜しくされちゃ寂しいー、僕泣いちゃうー」
前田「それじゃ無表情セリフ棒読みで正解どうぞ」
木村「宜しくお願い、死、鱒」
前田「魚死んだね。寿司屋で新鮮なネタいうけどアレはいくら新しくても魚の死体なんだよね。怖いよね」
木村「魚の死んだような目で正解どうぞ」
前田「宜しくお願い師走」
木村「年末限定?」
前田「一年を振り返りながら正解どうぞ」
木村「暖かく麗らかな風景」
前田「ボケと正解に接点ゼロだよ! 何でもありかよ!」
木村「麗らかに正解どうぞ」
前田「俺、中卒」
木村「中途半端な時間帯に学歴カミングアウト、キター!!」
前田「ちなみに君は?」
木村「小卒」
前田「ショー・コスギ卒業?」
木村「息子のケインですら近ごろ影うすいのに親父で攻めてきたか!」
前田「長州小力卒業?」
木村「それもかなり無理があるんじゃない? 強引すぎて腹が立つよ」
前田「・・・・ひょっとして、キレてる?」
木村「ああ、キレてる」
前田「うそーん。俺のフリ無視ーん。台無しーん。がっくしーん」
木村「・・・ごめん俺は馬鹿だから察することが出来なかったよ」
前田「いいんだよ、前世が馬と鹿なんて珍しくてグゥだよ」
木村「うましかって発音してないよ! 仮にしてたとしても、うましかだけで前世がどうこう言ってないよ! もーいいよ!」
前田「あ! 前世、牛?」
木村「もういいよ、いい加減にしろ!」
前田「・・・・こんなもんかな。そろそろママがおっぱいくれる時間だから休憩しよう」
木村「おっぱい嫌だなー、早く離乳食が食いたいよ」










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ALPHA and OMEGA

ジェントル・ハイスクール



Ω:アルファアンドオメガです、宜しくお願いしま・・・

Α:いやーっはっはっは!皆さん最近どーですかーっ!幸福論唱えてますかーっ!!

Ω:テンション高いなオイ。相方の挨拶を阻止してまでアピールするその根性に是非異論を唱えたいぞ。

Α:いやー、それにしても皆さん学生時代は有意義に過ごしてらっしゃいますか?
  あるいは過ごしてましたか?ま、僕は間違いなくそこらの一般人よりも優雅な日々でしたがね!

Ω:おい、どーすんだこの空気。開始10秒そこらで客に喧嘩売ってんじゃねぇよ。

Α:特にバレンタインの時なんかそれはもう母校が桃源郷と化しましてね!

Ω:うん、分かったから取り敢えず話を聞け。一人で突っ走るな。

Α:それはまるで情熱の国スペインで繰り広げられるトマト祭りのような・・・。

Ω:待て!トマト祭りって何だ!まさか学校でチョコの投げ合いをしたとでも!?

Α:ああ、とても美しかったよ・・・放課後は右を向いても左を向いても手作りチョコが宙を舞っていた。

Ω:絵を想像したらもの凄く奇妙なんだが!

Α:それを一つ一つ鯉のように口に運んでいく僕。嬢ちゃん達の努力は無駄にしないのさ。

Ω:あぁ・・・。女子達も奇妙だがお前はそれをさらに上回る奇妙だった。

Α:チョコもそうだけど、とにかく貰うプレゼント全てに愛情が感じられた。
  18歳の誕生日当日の朝なんて、郵便受け一杯にコケシが詰まってた時もあったなぁ。
  誰のかは結局分からずじまいだったけど。

Ω:愛情じゃなくてそこは悪意を感じ取るべきだったと思うぞ。

Α:そして学校に行ったら早速クラスメイトの娘から鮮やかな彩りの菊の花束を貰ったんだ。

Ω:菊!?それはどういう見方をしても完全に嫌がらせだろ!勿論怒ったよな!?

Α:いやいや、どうやらその娘は実家が菊専門の花屋で、それしか用意出来なかったって言ってたから、
  もし受け取らなかったらその娘の家庭を否定してしまう事になる。

Ω:ねぇよそんなおどろおどろしい花屋!
  しかも「言ってた」って事はその娘が花屋の娘だという証拠は無いんじゃないのか!

Α:そんな事はまだ分からないじゃないか!
  フフフッ、フフッ。という訳で僕はその場でその娘にフフッ、「放課後図書室に来てくれ」と言ったんだ。

Ω:あー、一体何をするつもりなんでしょうかねー。薄ら笑いから途轍もなくやましい気持ちが垣間見えましたけども。

Α:しかし、教室に着いてからも嬢ちゃん達のプレゼント攻撃は続く。
  入った瞬間目に入ったのは、僕の机の上やら下やら中やらに上物のブラジャーが散乱している風景だったわけで。

Ω:一体誰が何を意図して置いたんだよ!?

Α:鞄に仕舞ってる最中のクラスメイト達の視線が微笑ましかったなぁ。

Ω:俺なら視線に耐えられなくなって即刻登校拒否るけどな。というか女物の下着頂いてどうするつもりだ!

Α:さらにだ、昼休みにいつものように華麗に友人同士で篭球(ろうきゅう)をしていたんだ。

Ω:おい。今時バスケットボールの事篭球とか言うのお前位だと思うぞ。

Α:そしたら僕の顔の横を何かが物凄いスピードで通り過ぎて近くの木に刺さったんだ。
  もしかしたらとは思ったがそう、それは間違いなく矢文だった。

Ω:戦国時代か!この平成の世を生きててよくもしかしたらとか思えたな!

Α:手紙にはこう書いてあった。「ぇっと、放課後どぅしても話したぃ事がぁるのでぁの伝説の場所に来て下さぃ!」

Ω:やり口が古臭い割に文面は今時の女子高生そのものだな!何だよ伝説の場所って!

Α:フッフッフッ、お教えしよう。僕が通っていた高校には
  「ここで告白すると必ず成功する」という言い伝えがある場所が存在するのだ!
  
Ω:それはどこから発売されているゲームだ?

Α:僕は胸の高鳴りを覚えた。もしかしたらこの娘は僕の将来の伴侶になるかもしれない!

Ω:自分に向かって矢文放つ女にそんな慕情を抱く、お前の神経が全くもって理解出来ない。

Α:そして僕ははやる気持ちを抑えつつ、放課後その伝説の場所に向かった!

Ω:・・・って待て待て待て!!すっかり忘れてたがお前朝図書室に別の女呼んでただろ!そいつはどうしたんだ!

Α:はっはっは。その辺は抜かりないよ。ちゃんと授業が終わった直後に図書室のドアに
  「ヒトの気持ちは移り変わり易いものだなぁ みつを」と書いたメモを張っておいたから。

Ω:何と言うか、とてつもなく救いようが無いなー。その娘にトラウマが芽生えたら間違いなくお前のせいだよなー。

Α:うん。じゃ、話を戻していいか?

Ω:続ければ続けるほど哀愁が漂ってきそうだから許可。

Α:その娘は伝説の平均台の下で先に待っていた。僕としては早く行ったつもりだったのだけれど・・・。

Ω:ちょ、待て!何だ伝説の平均台って!?そこは普通樹木じゃねぇのか!

Α:いや、普通に体育館倉庫の中に置いてある、カップルの落書きが沢山刻まれている平均台だけれども。

Ω:桜坂の歩道橋か!よくそれで廃棄処分にならねぇな!

Α:僕は彼女に引き付けられるように平均台の下に入っていった。

Ω:つーか、平均台の下ってそんなにスペース無いだろ!

Α:それが良いんだよ!必然的に身を寄せ合う事になって気持ちはさらに高まっていくんじゃないか!

Ω:恐らくはたから見たら物凄く情けない光景だぞ!

Α:そこには確かに二人だけの空間が出来上がっていた。そして僕は彼女の言葉を待った!
  そして、そして彼女はゆっくりと口を開いた!

Ω:はいはい、どーせ愛の告白だろ?

Α:「あのね、彼方イジめられてるのいい加減自覚した方がいいと思うよ?」と。
  僕は、現実を突きつけられて、落ち込んだ・・・。

Ω:あーあ、どんなに思い出を美化しても結局現実は現実か!よし、今度二人で思い出語りながら飲み明かすか!
   ・・・え、漫才ならたった今終わりましたけど?


























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西陣東山

コント「フム、今日はこの会社に営業をかけてみるかな。」



西陣「フム、今日はこの会社に営業をかけてみるかな。」

(ウィーン)

東山「いらっしゃいませ。百式会社ドットコムへようこそ。」

西陣「何の力で動いてるんですかこの会社は。はじめまして、
   わたくしこういう者です。」

東山「西陣様ですね。では失礼します。
   よくぞきたにしじんよ にぎってほしい しりこだまはどっちじゃ 」

西陣「ひゃぁ〜(ズデーン)あまりにも斬新すぎる接客に
   こうリアクションするしかなかったわ!どういうことか説明してくれ!」

東山「どういうことって…我々、こういう社内教育を受けておりますものでして…。」

西陣「ほう、自信満々に。当たり前のように。
   とりあえずこの会社の広報の方とお話がしたいので、お呼びいただけますか?」

東山「はい、少々お待ちいただけますでしょうか。(ピ・ポ・パ)
   はい…はい…そうです。ズデーンってこけました。それはもう尻から真っ逆さまに…」

西陣「そんな報告はしなくていいんだよ!広報は来るのか来ないのかどっちなんですか!」

東山「はい。来ることは来るそうですが、今朝出勤する際に、電車の中で
  『この人広報です!』って腕つかまれてちょっとヘコんでいるため少々遅れるそうです。」

西陣「なんで世の中の女性たちは広報に対してそんな厳しいんだよ!」

東山「広報が来るまで、どうでしょうか。私が当社のご案内でも
   いたしましょうか?まあ私の動きについてこれたらの話だがな。」

西陣「はあ…まあ時間もありますしお願いしましょうか。動きについては、まあ頑張ります。」

(トボトボ…トボ…)

東山「ここが営業部です。あなたと同じ愚行に甘んじている部署です。
   類は友を呼ぶとはまさにこのことじゃな!中でも見てゆくがよいわ!クズが!」

西陣「ここまで支離滅裂だとクズ呼ばわりされても全くイヤな気がしないから不思議!殺すぞ。
   動きもやっぱり残念な速度だったしよ。まあちょっと入ってみます。失礼します。」(ガチャッ)

・
・
・

社員A『ハッハー!俺の豪速球を受け止められるかな!』
社員B『くぁぁ!枕とはいえなんという魂の込もった枕!貴様、ただものではないな!』
社員C『ほらほら、枕はひとつだけじゃないぜ!そ〜れ!……ハッ!?』

社員一同『マズい!営業が来た!』

社員A『昨日の日経新聞見た?』
社員B『そこでビルゲイツがさあ』

・
・
・

西陣「(ガチャッ) ………。」

東山「あっ、お疲れ様です!たったいま広報が来ました!」

広報「コーホー。」

西陣「何者だよこいつは!いや、そんなことよりさっき営業部が全員で枕投げしてたぞ!
   しかも俺を見て『マズい!』とか言って急に仕事はじめた!」

東山「いや、そんなのいつも見ているから分かってますよ…。
   問題はそこであなたがどう思ったかじゃないですかね?」

西陣「どうも思うかよ!直感的に負け犬の空気を感じて、
   気がついたらドアを閉めて僕はここに立っている!
   ねえ、あの人たち本当に社会人なの!?」

東山「うまい!枕だけにお先まっくらってか!ご名答!」(バッと扇子を広げる)

西陣「師匠、これからも勉強させていただきます!…ってなるかコラ!」

東山「…はい、ノリツッコミです。ってなるか〜い、って人差し指を上に立ててました…」

西陣「そこまでコテコテにやってねえだろ!さっきから誰に報告してるんだよそれは!」

東山「はいはいワロスワロス。もういいですか?じゃあ次行きますから…。」

西陣「なだめられた!?」

(ポン) ブッ

広報「コーホー(あいつはこの会社の御曹司なのさ。俺だってこんな会社辞めたいけど、
   大切な家族を守る義務がある。言葉なんて通じなくてもお前は分かってくれるだろ?)」

西陣「わかるか!いきなり肩に手を置かれて振り返ればお前がいたからちょっと吹いたわ!」

東山「はあ。いつまで待てばいいんスか?」

西陣「くああぁぁぁぁーーっ!ガリガリガリガリ(気が狂ったように頭をかく音)」

(トボトボ…トボ…)

東山「ここが社長室です。」

西陣「社長室…。この会社の社長ってどんな人間なんですかね。
   ちょっと一言文句言ってやりますよ。」(ガチャッ)

・
・
・

社長様『ひぃぃ!助けてくれ!金ならある!だから、だから命だけはぁぁ!ジョロォォ…』
殺し屋『ヒャハーッ!こいつ失禁してやがるぜ!ツカミとしてはこれ以上ないくらい最高だ!』
社長様『誰だ!誰から殺しを頼まれた!ワシはそいつの倍の金額を払う!だから……う、うえぇ〜ん…』
殺し屋『こいつ泣いてやがるぜ!マジウケる!なあみんな!?』
(草かげからひょっこり顔を出し、クスクス笑っているリスやウサギたち)
社長様『も、もうイヤだ!なんでワシがこんな目に…。ジョロロォ…』
殺し屋『まだ垂れ流してんのかよコイツ!もういいよ!』
2人『どうもありがとうございましたー………ハッ!?』

出演者一同『マズい!ノリツッコミが見てる!』

社長様『既存のシステムを再構築して』
殺し屋『従来のテクノロジーがだね』
ウサギ『うむ、その株は全部買いだ』

西陣「しゃべった!?」






















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ウルフにKISS★☆★

ある村の勇者の神話-夏とゴリラと男と空襲-



村長「というわけで、わしらでこの村を荒らす野良ゴリラを退治しようと思う。」
小谷「やだ。」
寺島「2文字であっさり否定しないでくださいよ。」
小谷「専門のハンターに任せればいいじゃん。」
村長「そんな金があればとっくにやってるわい。」
寺島「そうですけどねぇ。財政も大変ですものね。」
村長「同情なんてどうせされても仕方ないわい。
   それよりもお金を恵んでくれんかの。」
寺島「随分へりくだった安達裕美っぷりですね。
   その野良ゴリラは近隣の村も荒らして回ってたようですが。」
村長「そうじゃ。ゴリラを退治しようとした者たちは
   みな、たんぱく質→うんこ→土へと華麗なる多段変身を遂げていったそうじゃ。」
寺島「それ遠まわしに言ってますけど食われたってことですよね。
   てかゴリラって肉食うんですか?」
小谷「よし、いい方法思いついた!落とし穴掘ってゴリラを落として
   上から石を投げてストレンジフルーツにしてやればっ!!」
寺島「まぁ、ある意味賢い方法ですけどね。」
小谷「そう!俺は賢い!ビバ!ノウレッジ(知識)!ビバ!ノウレッジ(知識)!」
寺島「はははっ。ビバはイタリア語でノウレッジは英語だから
   根本的な文法が間違ってますよね(がんっ!)




寺島「・・・・・・あれ?ここどこ?
   なんで空があんなに遠くに見えてるの?なんで辺りの空気が肥料臭いの?」
小谷「というわけで、第34回俺的脳内国際サミットでの討議の結果、
   お前をゴリラを呼ぶおとりに任命してやる。感謝するのだな!」
寺島「ええええええっ!?そりゃないですよ!
   ごめんなさい!あなたは非常に賢いです!ビバノウレッジ(知識)です!
   だからここから出してください!!!」
小谷「俺と村長はあっちの草むらで待ち伏せしてるから!ゴリラを十分にひきつけるんだぞ!」
寺島「いやほんとマジ勘弁してください!
   後でNINTENDO64と羽生将棋を貸してあげます!いやプレゼントしますから!許してぇ・・・・!」

(数分後)

村長「おい!あれ見ろ!ゴリラじゃ!」
小谷「うわっ!ゴリラ怖っ!間近で見ると怖っ!」
村長「怖っ!動物園ではあんなに純粋に映った瞳も
   食べる気満々の野性的なまなざしになっとるわい!」
寺島「なんか騒がしいなぁ・・・(上を見る)
 ・・・・・・・・・ゴリラ来てるっっ!!怖っ!ガタイがいいだけに余計に怖っ!」
小谷「ちくしょう・・・動物園で檻の外からゴリラに向かって手を振っているカップルがいたら
   今すぐぶん殴ってゴリラの本当の怖さを教えてやりてぇ・・・!」
村長「わしもじゃ・・・動物園で檻の外からゴリラに向かって
   『意外にかわいいよねぇゴリラ。』『君のほうがかわいいさ。』
   とかほざいとるカップルのみぞおちに正拳突きを喰らわして
   ゴリラの本当の恐ろしさを教えてやりたいわい・・・!」
寺島「はわわわ・・・なんかじっとこっち見てるよ・・・
   ゴリラって肉食べるんだっけ・・・?」
小谷「ややっ!?ゴリラがアクションを起こしたぞ!」
村長「ケツを穴に向けて・・・まさかっ!?」
寺島「ちょ・・・なんでしりの穴を僕に見せ付けてるんですか?
   きれいに舐めとってほしいんですか?僕は無理ですよ?
   いたってノーマルな趣味ですから・・・。あ・・・茶色い・・・。」



寺島脳内ステーション「WARNING!WARNING!空襲警報発令!空襲警報発令!全員、ただちに避難せよ!」
寺島脳内クルー1「隊長!この地形だと脱出不可能!このままだと我々は・・・!」
寺島脳内キャプテン「くっ・・・!ここまでかっ・・・!!」
寺島脳内クルー2「着弾まで、あと5秒!!」
寺島脳内クルー3「もう間に合いませんっ!!!!」
寺島脳内キャプテン「皆の衆・・・すまないっ!この『寺島』と運命を共にする覚悟を決めてくれ!」
寺島脳内クルー全員「隊長ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」



小谷「あああっ!?やりがった!!!」
村長「あやつめっ!寺島に向かって空襲を始めおった!」
小谷「いや、今が絶好のチャンスだっ!喰らえっ!フライングレッグラリアーット!」

(げしっ!)

村長「投石攻撃じゃ!!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!!」
小谷「どうやらゴリラは気絶したみたいだ!村長、スタープラチナを引っ込めろ!」
村長「そうじゃ!寺島はっ!?」
小谷「寺島!よくやった!お前はやればできる子だっ・・・た・・・。」
村長「どうした?」
小谷「こ・・・こいつ・・・・・・(ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・)死んでいる・・・・!!」


2005年11月1日 寺島祐 死亡


村長「我が村のため・・・たんぱく質へと変身を遂げた勇者に・・・敬礼!!!」
(ビシィっ!!)













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(っ・∇・)っ{アッ!ソウイエバ!

漫才:高校生のときの思い出



(−−)どうもよろしくおねがいします。

    福岡県民(っ・∇・)っ{アッ!!ソウイエバ!! と申します。

(・・)最近パソコンを使い始めました〜。

    特技はプリントスクリーンで〜す!よろしくおねがいします。

(−−)それはやり方覚えれば誰でも出来ますからね。特技になりませんから。

(・・)ファイルの切り取り・貼り付けだって出来るんだから!

(−−)もう止めてください。見てるこっちが可愛そうになってきました。

(・・)そうっすか、わかりました。

    ところで高校時代って楽しかったですよね。

(−−)そうですね〜。なんだかんだ言って充実してましたね。

    部活にバイトに色々出来ましたからね。

(・・)特に一番印象深かったのがバイトですね。

    色んなバイトしましたからね。北は北見から南は秋田まで。

(−−)なんで僕たち福岡県出身なのにわざわざそんなところまで行くんですか。

(・・)どうしても函館駅前のampmで働きたかったんですよ。

(−−)いやいや、そのこだわり全然理解できないんですけど。

(・・)秋田では豊作のダンス一緒に踊るバイトしたりしましたね。

    きりたんぽ美味しくいただきましたよ。

(−−)それは多分バイトじゃなくて地域の交流会みたいなものじゃないんですか。

(・・)いやいや、時給100円でしたよ。

(−−)きりたんぽの平均的単価ですね。まんまと騙されちゃいましたね。

(・・)そういえば、体育祭も良かったですよね。

(−−)体育祭ですか。そうですね。

    高校になってくると応援団とかパネルとか完成度が高いですからね。

(・・)そうですね、どじょうすくいなんて良かったですよね。

(−−)小学生の応援団ですね。

    どじょうすくいを高校でやってたらその高校大丈夫なのか?って思いますから。

(・・)あと100m走もありましたよね。

(−−)ありましたね〜。ボクは足速かったから毎年1位とってましたよ。

(・・)俺だってすごいぜ。毎年失格なんだから。

(−−)それはさぞかし恥さらしだったでしょうね。

    ビデオカメラ用意して期待マンマンで観に来た親は泣いちゃいますよ。

    どうせトラック無視してゴールまで一直線ショートカットしたんでしょう?

(・・)違うよ!逆走したんだよ!そっちの方が近いじゃん!

(−−)学習能力0ですね。サル以下ですね。

    そんなあなたのあまりの無能さにアンタの担任の先生は

    毎晩枕を濡らしたでしょうね。

(・・)寝汗かきますし、ヨダレも垂らしますからね。

(−−)もうやめてください。聞いてるこっちが辛いんですけど。

(・・)でもやっぱし体育祭も良いけど僕は文化祭の方が好きでしたね。

(−−)文化祭ですか。

    確かに文化祭もなかなか盛り上がりますよね。

(・・)ボクは高2のときステージでバンドライブしましたよ!

(−−)そうそう、軽音楽部とかがするんですよね。

    ギターとかドラムはカッコイイですからね。

(・・)ね〜、リコーダーでギターの音出すのは大変でした。

(−−)それは軽く脳内でしょうね。

    ていうかバンドの中にリコーダーがいるのが僕には理解できない。

(・・)他にもタンバリン、トライアングル、木琴、鉄筋の人がいましたよ。

(−−)小学生の出し物ですね。ていうか鉄筋ってもはや楽器ではないですしね。

(・・)ちなみに俺リコーダーとボーカルさせてもらって大変でした。

(−−)それは大変でしょうね。リコーダーは鼻息で吹いたんですかね。   

(・・)大変でしたよ。

    きよしのズンドコ節→孫→与作→地上の星 の順に歌ったんですが。

(−−)あんた達がそれ唄ってたとき会場には40〜70代しかいなかったでしょうね。

    その後綾小路きみまろのライブでも始まりそうな勢いですね。

(・・)あまりの熱気に途中で観客の人が脱水で倒れちゃいましてね。

    病院行きましたよ。そいつ。

(−−)それは脱水じゃなくて貧血だと思いますよ。

(・・)まぁ70歳の人だったんですけどね。

    そんな人まで僕達のライブ来てくれて感激しました!

(−−)やっぱし貧血で倒れましたか。70歳の人は脱水になるほど激しい事は出来ませんからね。

    ていうかそんな人まで来てくれてって

    言ってますけど実際そんな人しかこなかったと思うんですけどね。

    まぁしかしそのライブ10代からしたら校長の話よりも退屈でしたでしょうね。

(・・)いやぁ、そんなことはなかったと思いますよ。

(−−)何でですか?

(・・)僕たち途中で脱ぎましたから。もう皆僕達に注目でしたよ。

(−−)いい加減にしろ。

2人:ありがとうございました。















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濃縮還元

転校生


信次:「(ハァ、ハァ)やばいよー遅刻しちゃう・・・やっぱり昨日『しっぺが一回でうまく決められ
    なかったから明日は起こさなくて良い』なんて母親に言わなきゃ良かったよ。しかしこれはあれだな。
    新学期最初の授業の日だから一杯荷物の入ってるカバンのせいでスピードが落ちて疲れは倍増だよ。
    よし!もうカバンはここに置いていこう!皆勤賞のためだ、しょうがない。
    帰りにまた取りに来るか。(ドスンッ)よーし体も軽くなったし、ラストスパートだ!」

                   (ドンッ)

愛美:「キャッ!」

信次:「うわっ!あー痛てて・・・あ、大丈夫ですか!?すいません!僕の不注意で!」

愛美:「あ、いえ大丈夫です。こちらこそすいません!では・・・(タッタッタッタッ・・・)。」

信次:「本当に大丈夫かな?・・・それにしても今の人可愛かったなぁ〜。
    もう一度会えないかな?おっとやばい、急がなきゃ!」


                  ―学校にて―


                  (ガラガラッ)

亮太:「おぉ信次!どうした?
   『面白い転び方をして、おいしい!と思ったら誰も見てなかったとき』
    見たいな顔して!」

信次:「そんな例えで俺のこの切なさを表現するな!実は、今日初めて遅刻しちゃったんだよ・・・。
    あぁ、皆勤賞が・・・。」

亮太:「まじで!?じゃあお前しっぺな!お前が言ったんだからなー、『俺が遅刻?無いね、絶対。
    もし遅刻したらしっぺ一万回でも何でも受けてやるよ!』って。」

信次:「あ、あれは言葉のアヤってやつだよ。っていうかそもそも今日俺が遅刻したのも、
    昨日のお前の遅刻に対するしっぺが原因なんだよ!始業式早々遅刻しやがって。」

亮太:「お、俺のせいなのか?なんかひどい逆恨みのようにも聞こえるけど・・・。
    あっやばい先生来た!」

                  (ガラガラッ)

生徒:「起立!」

先生:「あ、いや待て。挨拶の前に、皆に知らせることがある。
    えーっと今日からこの学校に通うことになった白石 愛美(しらいし まなみ)さんだ。
    皆仲良くな。」

信次:「あっ!!」

先生:「ん?どうした信次?」

信次:「あ、いや何でもないです。」

先生:「ったく静かにしてろよ。それじゃあ白石さん、
    自己紹介してもらってもいいかな?」

愛美:「はい。私の名前は白石 愛美といいます。趣味は『アロマテラピー』です。
    よろしくお願いします。」

信次:「あれ絶対朝ぶつかった人だよな?愛美ちゃんっていうのか。やっぱり可愛いなぁ・・・。
    それにしても珍しい子だな。
    趣味が『アロマテラピー』って。よし、
    休み時間になったら話し掛けてみようっと!」

               (キーンコーンカーンコーン)

信次:「ふぅ・・・やっと休み時間か。よし行ってみよう!
    おーい、白石さーん!」

愛美:「あぁ、あなたは今朝の・・・先程はありがとうございました。
    本当に助かりました。」

信次:「やっぱり今朝の人だったのか。っていうか助けた覚えなんて無いけど・・・。
    そういえばあの時どこに向かってたんですか?
    同じ学校に向かってるのならぶつかることなんて無いはずですけど。」

愛美:「あの時あなたのカバンがあったから
    教科書を買う金と手間が省けました。」

信次:「俺のカバンに向かってやがったのか!
    返せよ今すぐ!!」

愛美:「じゃあ国語の便覧だけ返しておきますね。過去の文豪たちの顔が
    改ざんされている様を見ているだけで虫酸が走ったので。」

信次:「悪かったな、国語の授業は退屈なんだよ!!
    っていうか落書きが無かったら返さないつもりだったのか?全部返せ全部!!」

愛美:「あ、でもこの便覧から『有島武郎をフランシスコ・ザビエルに変身させるテクニック』
    を学びたいからやっぱり返せないわね。」

信次:「落書きにはちょっと自信があるんだよ!」

愛美:「こっちでは太宰治がペリーと化してるし・・・これなんかも凄いわ。
    谷川俊太郎がガイコツみたいになってる!」

信次:「それは残念ながら何も手を加えてないよ!失礼なやつだな!」

愛美:「あなた相当のテクニシャンね・・・決めた!
    私あなたとならソフトマージャンしてもいい!」

信次:「『ロストバージン』みたいに言うなよ!しかも今までの流れでなんで麻雀が出てくるんだ?
    っていうか白石さん言動がおかしいぞ?少しは落ち着いたらどうなんだ!
    ほら、趣味のアロマテラピーかなんかで。」

愛美:「それもそうね。ではいつも持ち歩いているこの香水で・・・(シュッシュッ)
    あぁ良い香り。この香りは・・・そうね。
    お寺に行って驚いて、(ピー)したような香りね!
    これが本当の『あらま寺(ピー)』!」

信次:「いやわけわかんねぇよ!何上手に放送禁止用語活用してんだよ!
    絶対嗅いじゃいけないもの嗅いだろ?変な子だなぁ・・・。
    (キーンコーンカーンコーン)あっ授業始まっちゃう!それじゃあまたあとで!」


                   ―昼休み―


信次:「なぁ亮太・・・愛美ちゃんって、普通にしてれば可愛いよな?」

亮太:「何だよお前、あの子好きなのか?だったら告白すればいいじゃん。
    そんな陰毛抜け落ちそうな顔してないで!(ペチペチ)」

信次:「まだ生えてね―よちくしょう!告白するって言ったってなぁ、あの性格だぜ?
    お前もさっきすぐそばで俺と愛美ちゃんとの会話聞いてたろ?
    もし告白が成功したとしても、そのあとうまくやっていく自信がねーよ。」

亮太:「それじゃあお前があの子を変えてやればいいじゃん!(ペチペチ)」

信次:「っていうかお前朝からずっとしっぺ続けてんじゃねーよ!
    しかも全部指の付け根が当たってて全然ダメージがねぇんだよ!!」

亮太:「あ、回数かぞえるの忘れてた!いいや、いっぱいやっとこう。
    ん、『いっぱい』で思い出した!『いっぱい』の『い』を『し』変えると?」

信次:「ったくどいつもこいつも話の流れを無視しやがって・・・『しっぱい』だろ?
    (・・・あ、しまった『しっぱし』か!ちくしょう騙された!)あ、ちょっと待って!」

亮太:「ブッブー。不正解アンド時間切れー。正解は
    『いっぱし』でした!」

信次:「俺もお前もニアミスだよ!出題者が間違えてどうすん・・・あっ愛美ちゃんだ!
    どうしよう・・・えーいもう勢いに任せて言ってしまえ!
    白石さん!転校初日からあれなんだけど、僕は君のことが好きです!
    もし良かったら付き合ってください!」

愛美:「え、私・・・私、まだあそこに毛の生えてないような子供とは付き合いたくないの!
    ごめんなさい!(タッタッタッタッ・・・)」

信次:「何で知ってるんだよ!聞こえてたのか?くそう・・・。」

亮太:「・・・まぁ気にすんな!そのうちちゃんと生えてくるって!」

信次:「お前から見た俺の悲しみは『失恋<パイパン』なのか!これも全部お前のせいだ!
    こうなったらしっぺしてやる!『パァーーンッ!!』と鳴り響くような
    強烈なやつをお見舞いしてやる!いくぞ!ハァー・・・オラァァ!!」

                    (ペチン)

亮太&信次「あっ・・・。」


                   ―その日の夜―


信次の母親「・・・そう・・・うちの子もしっぺがどうとかで明日は起こさなくていいって・・・。
      昨日もですよ?これだから思春期の子はねぇ・・・。
      あっ連絡網の話、まだ聞いてませんでしたね。え!?また明日も転校生が来るって!?
      なんで昨日の子と一緒の日に来ないんでしょうねぇ?
      しかも急に決まった転校だから、まだ教科書も持ってないって?あ、女の子ですか。
      かわいそうにねぇ・・・。」
      

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GINGER ORANGE

ラブレター パニック!



生姜「ちょっとちょっと聞いて下さいよ!今朝、メシ食おうと冷蔵庫開けたらラブレターが入ってたんですよ!僕宛に!」

蜜柑「郵便箱じゃねえのかよ! そんな所に入ってるって明らかに不審な手紙だよ!」

生姜「大丈夫ですよ、たとえ野菜室に入っててもこの手紙にこもった熱い想いは決して冷えることはありません!」

蜜柑「無理矢理うまい事言うな!そもそも、その手紙は本当にラブレターなんですか?まだ封切ってませんよね?」

生姜「いやいや、何を言い出すんですか。見て下さいよ、このピンクの可愛らしい封筒!
   そしてリアルな黒猫が書かれた切手、なぜか押されてない消印、丸文字で書かれた血文字の宛名、
   透けてかすかに見える便箋のドクロ、封筒に所々付着している白い粉末・・・」

蜜柑「怪しい要素の方が多すぎる! そんな禍々しいモノをラブレターと認識できるのはおかしい!」

生姜「そうですか?この手紙を書いた人の姿が目に浮かぶようじゃないですか。
   病弱で時々喀血したり、薬を飲んで辛い思いをしながらも僕の冷蔵庫まで必死に想いを届けに来た
   ゴスロリ系のファッションに身を包んだ、ちょっとドジっ娘なラブリーツンデレネコミミ電波系美少女が・・・」

蜜柑「妄想しすぎだよ!それに後半は完全にお前の好みだよな?秋葉原のオタク連中でも
   そんなストライクゾーン持つ奴は居ないと思うぞ?」

生姜「歳は14でおしゃべり好きで、だけど可愛くって・・・」

蜜柑「それ筋肉少女帯の『釈迦』の歌詞じゃねえかよ!お前が電波を受けてどうする!
   ・・・悪いことは言わないから、その手紙早く処分した方がいいですよ。」

生姜「何てひどいことを言うんですか。折角のラブレター、皆の前で感情を込めて読まずして捨てるなど
   地獄の悪鬼にも劣る所行ですよ。(ペリペリ)」

蜜柑「人前で声に出して読む時点で非道いわ! 家で一人のときにゆっくり読めよ!」

生姜「イタッ! ・・・いたたたた、指切った・・・何で封筒に安全カミソリが仕込んであるんだろう?」

蜜柑「どうやって指を切ったんだよ!そういうトラップなら普通のカミソリ刃使うだろう普通!
   やっぱりラブレターなんかじゃないですよそれ!もう捨てちゃいましょうよ!」

生姜「まあまあ、この際だから全部読んじゃいましょう。
   今日の1枚目、住所不明・PN(ペンネーム)不明のちょっとあわてんぼさんからお便り頂きましたチェケラ〜。」

蜜柑「深夜のラジオ番組にありがちなノリで読もうとするな! 語尾に『チェケラ』でDJになると思ったら大間違いだぞ!」

生姜「『拝啓、GINGER ORANGEの生姜様。
    貴様の命、頂きます。というか殺す。容赦なく殺す。―――貴方を憎む者・カリンより。』
   ん〜、素敵なポエムをどうもサンキューチェケラ〜。」

蜜柑「いやいやいやいやいや!ポエムなんかじゃないですよ!脅迫文!
   ちょっと、平然としてる場合じゃないですよ!命狙われちゃいましたよ!」

生姜「いやいや、これが今流行りのディープ・ラブですよ。
   恋文それはラブレター、淡い便箋に綴った想いが読まレター時、思わず僕は手紙の主に惚レター!
   思えば学生時代から誰かを好きになってはふらレター、でもそんな辛い過去なんか忘レター!
   レタース囓って飢えをしのいダー、貧乏生活思いダシタシタシタシタシタシタ」

蜜柑「無駄に韻を踏むな!最後の方なんか踏めてないし、音飛びしたレコードみたいになってるし!」

生姜「い、いや・・・なんか身体がしびびびびびれてうまくしゃべれななななななな・・・」

蜜柑「ええっ!? ・・・ああっ!たぶん痺れ薬だ!安全カミソリに仕込んであったんですよきっと!
   どうするんですか、今襲われたら逃げられませんよ!」

生姜「こ ここは ありあはんの まちですでですですですす
   ははは はやく まんげつそうを くれくれくれれれ」

蜜柑「この非常時にファミコンモノマネしないでくださいよ!痺れてることによるメリットが何一つないし!」

(パァン!)

生姜「ぐはあぁぁぁっ!」(ドサッ)

蜜柑「ああっ!狙撃された! ・・・しょ、生姜君!生姜君!?」

生姜(ムクッ)「あぁ、危ないところだった・・・ こんなこともあろうかとホットペッパーを懐にしまっておいて正解でしたよ。」

蜜柑「薄い!せめて少年ジャンプにしなさいよ!それでも銃撃は普通防げませんけども!」

??「さすがに、あの程度では死なないようね。やはり直接死なせてあげないとダメかしら。」

蜜柑「な!? 一体なにも・・・ の・・・?
 
   ・・・えーと。ゴスロリファッションに身を包んでネコミミまでつけた、そこのお嬢さん?
   なんとなく名前を聞くのがバカらしくなっちゃったんだけど、一応名前を教えてもらえませんか?」

花梨「私の名は花梨。生姜様を殺しに参りまし ゲボォォッ!!」

蜜柑「血ぃ吐いたー!? ちょ、ちょっと大丈夫ですか?」

生姜「ほらね、当たってたでしょ?ゴスロリでラブリーネコミミで、しかも病弱。
   でもダメだよー、PNと住所は封筒にも書いておかないと特製図書カードが送れチェケラないよー?」

蜜柑「お前は黙ってろ! いつまでラジオ気分が抜けないんだよ!」

花梨「ううう・・・ガハッ! そうとも、黙れ外道!我等が唯一神にして偉大なる太陽の如き輝きを持つルルバラ様を侮辱し
   地の底からの恐るべき堕落と混沌をもたらすべく現世にしぶとく蘇った憎き逆賊カンドモーラに寝返った
   薄汚い野良犬め!影さえも沈む深い闇の回廊を這い蹲って彷徨うが良い!」

蜜柑「電波さんだー!! 生姜君の妄想がどんどん現実化していくー!」

花梨「さっきから貴様も何をゴチャゴチャと・・・お前もルルバラ様を蔑む悪党か!
   許さない許さない許さない、貴様も一緒に葬り去ってくれる!」

生姜「あー、蜜柑君いいなあ。安全カミソリすっごい沢山向けられてるよ。こっちなんか左手の2本だけだよ。」

蜜柑「なんでさっき銃で狙撃してきたのに近接戦闘になった途端武器がおかしくなるんだよ!数が多くても嬉しくないし!」

花梨「死ね・・・ う、ゲホゲホヘッ!
   く、薬を・・・(ゴクン) ・・・ふう。
   発作も収まったところで覚悟しなさい2人ともももも・・・」

蜜柑「痺れ薬飲んだー! ドジっ娘にも程があるぞ!」

生姜「いやー、やっぱドジっ娘って萌えもえもえええええええ・・・」

蜜柑「お前も痺れてる!痺れを治す方法はないんですか、花梨さん!?」

花梨「がくやの たたたたたみのうらに げ げどくざいが かくされているるるる」

蜜柑「何でアンタもファミコンモノマネやってるんですか! 楽屋の畳の裏ですね、待ってて下さい!
   ・・・って何で生姜君殺しに来た相手を助けようとしてるんだろう・・・


   あったあったありました! 持ってきましたよ2人と・・・ も?」

生姜「か、花梨さん・・・あんまりピッタリくっつくと恥ずかしいんですが・・・」

花梨「二人っきりになったらこうしろ、っていうのがルルバラ様のお告げなの!
   ・・・って戻ってきてる!?キャアアアァァァァ!? ええい離れろ貴様ぁ!(ぐいぐいぐいぐい)」

生姜「痛い痛い痛い、安全カミソリ押しつけないで下さいよ花梨さん!頬肉切れちゃうぜチェケラー!」

蜜柑「はあ・・・ ・・・2人とも、お幸せに。」












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ピスタチオ同好会

漫才 遠足



二人:よろしくおねがいしまーす

山下:まぁ優勝できるように頑張っていきましょう

田中:そうだな。

山下:まぁこの歳になりますとやっぱり昔は良かったと思いますね

田中:そうだね、小学生とか。

山下:後出産してすぐね

田中:絶対覚えてねえだろ!というかそんなのが良かったってどういう意味だよ。

山下:あのね俺が生まれてくる時「ラブストーリーは突然に・・・」の最終回だったよ。

田中:どうでもいいだろそんなこと。

山下:後俺も出産予定日の2週間前に生まれたから「山下達也も突然に・・・」

田中:上手くねえよ!というか長いんだよ。小学生時代も良かっただろ。

山下:そうだね。その中で俺は遠足が楽しかったね。

田中:そうそう。後前日に先生に質問したりしたよね。

山下:そうそう「バナナはおかずですか?」とか

田中:明らかに違うだろ!おかずじゃねえし

山下:バナナおにぎり・・・・

田中:具にするな!想像したくないよ。違うだろ例えば「おやつは何百円以内ですか?」とかだよ

山下:あ〜「親は何円ですか?」ね。

田中:だから違うよ!かなり失礼だろ!

山下:生きてるってなんですか?・・・

田中:もう遠足関係なくなってるじゃねえかよ!まぁとにかく質問とかしてね。

山下:それで家帰って遠足の準備ですよ。

田中:そうそう

山下:着替え、コンパス、地図、3日分の食料・・・

田中:どこに行く気してんの!?遠足だぞ?

山下:遺書・・・

田中:本当にどこ行く気してんだよ!

山下:三日後仙人になる修行のために山奥に・・・

田中:意味わかんないよ!明日の遠足の準備をしろ!

山下:まぁいろいろと準備してね、早く寝ようとするんですよ。

田中:そうそう、でもね興奮して眠れないんだよ。

山下:だから「羊が一匹」とか言って紛らわすんですよね。

田中:そうそう。

山下:そして朝。「羊が9621万4191匹・・・」

田中:まだ数えてたの!?どんだけ数えてるんだよ。

山下:「羊が9621万4192匹・・・・zzz」

田中:今寝るな!起きろ起きろ。

山下:それで起きてね。弁当もらうんですよ。

田中:そう「お母さん。中身何?」とか言ってね

山下:「ミニトマト」・・・・

田中:・・・だけですか?何その試練とか言いようの無い弁当は

山下:「だって仙人になるんでしょ?」

田中:それ二日後だろ!今じゃねえよ。

山下:(プルルルルカチャ)はい・・・え、雨天中止!

田中:いきなり!?

山下:もう雨の中で弁当食ってやる!

田中:やけくそになるな!

山下:雨に打たれながら飯を食う・・・これこそ修行。

田中:また仙人かよ!いい加減にしろ。

二人:ありがとうございました!










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