下着泥棒王子

遠足


先生:はーいみんな整列!

(全然並ばない生徒たち)

生徒:先生見て遠足用に靴買ったよ。

先生:おおーよかったな、さあ並んでー。

生徒:先生汚れてもいい服ってこんなんでもよかった?

先生:うん、それでいいぞ。おーい、みんな並んでくれー。

猟師:先生見てくだされこれは遠足用に買った猟銃じゃよ。

先生:おまえ誰だ!うちのクラスにこんなしわしわな生徒いないわ!帰れ!

(帰る猟師)

先生:並ばないと遠足出発できないぞー。ならべー。

生徒:先生渡辺君がおやつ三百円以上買ってるよ。

先生:何?よし、後で先生が渡辺を叱るからな。
    だから今はここに並びなさい。

生徒:先生男子が叩いてくるー。

先生:先生の近くにいなさい。はい、ここに並んで。

競歩の選手:先生、今日は僕の周回数え間違えないでくださいね!

先生:おまえ誰だ!何これくれるの?って俺はゼッケンいらない!帰れ!

(きれいなフォームで歩いて帰る競歩の選手)

先生:いい加減に並んでくれないと先生怒るぞー。

生徒:先生荷物が重ーい。

先生:おいおいまだ出発もしてないぞ。水筒を持ってあげるからがんばりなさい。

生徒:先生今日どこ行くの?

先生:隣町の大きい公園に行くって昨日言ったじゃないか。
    ほら並びなさい。

社長:先生、わが社ではバナナはおやつに入らないという利点を活かし、
    バナナに似たおやつ『ザ・バナ・・・

先生:おまえ誰だ!おやつを口元に無理矢理持ってくるな!
    遠慮せずにじゃない!帰れ!

(リムジンに乗って帰る社長)

先生:並んでないやつは置いていくぞ!いいのか?
    並びなさい!

生徒:先生靴ヒモがほどけたよー。

先生:はいはい・・・自分で結べるように練習するんだぞ?
    ほら並びなさい。

生徒:先生トイレ行ってもいい?

先生:さっき行っときなさいとあれだけ言っただろう?
    早く行ってきなさい。

校長:えー、今日は大変よい天気になりましたね、みなさん遠足に行くということで・・・

先生:おまえ誰だ!中途半端なハゲ方するんじゃねぇ!帰れ!

(泣きながら帰る校長)

先生:頼むからおまえら並んでくれ!この通り!

生徒:先生しおり家に忘れてきた。

先生:またかおまえは。友達にメモ帳か何か借りなさい。

生徒:先生昨日のテレビ見た?

先生:はいはい見た見た。そこに並びなさい。

ヴォーカル:それでは聞いてください『SENSEI』。

ドラム:ドコドコドコドコ・・・

先生:おまえ誰だ!ドラムうるさい!ギターソロ止めろ!帰れ!

(バンド解散を告げ走って帰るヴォーカルとそれを追いかけるメンバー)

先生:もういい出発するぞ!

生徒:先生見て変な虫捕まえた。

先生:絵に描いておきなさい。
    あとで図書室で調べような。

生徒:先生僕の家そこだよ。

先生:本当か、学校から近くていいなぁ。

太陽:先生、ピカーッ!

先生:おまえ誰だ!直射するなまぶしいわ!帰れ!

(曇る太陽、降る雨)

教頭:えー、遠足は中止にします。

先生:おまえら帰れ!



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麺類 漫才/甲子園 二人:どうも、よろしくお願いします。 優曇:御近所一決定戦ですからね、気合入れていきますよ。 因幡:そうですね。最近高齢化が凄いって言われていますよね。 優曇:確かによく言われてますね。 因幡:だから老人向けに何か面白いことをやったらいいんじゃないかなって思うんですよ。 優曇:よさそうですね。具体的には何をするんですか? 因幡:老人甲子園。 優曇:老人甲子園!?危なくないですか? 因幡:大丈夫ですよ。こんな感じで。 只今より永琳老人会と輝夜老人会の試合を始めます! 試合開始!ウーーーーーーーーーーーー! うぉぉ!空襲じゃー! 優曇:試合開始のサイレンで勘違いしちゃってるよ。 因幡:さて試合開始!ピッチャーのてぬぐい伯爵が投げました! 優曇:確かにハンカチ王子が年代あがると確かにそんな感じになりそうだけど。 因幡:40km/hの豪速球です!おっと、ストレートがいきなりフォークボールになりました! 優曇:重力で落ちちゃってるだけだよ! 因幡:その急激なフォークボールをジジロー選手が打ちました! 優曇:今度はイチローもどき!? 因幡:おっと外野までボールが転がっていきました! この広い外野は3人では到底カバーできません! 優曇:そりゃ老人たちがそんなに走り回れないもん! 因幡:おっとジジロー選手ホームベースを今踏みました! ウォーキングホームランです! 優曇:ランニングホームランでしょ! 遅くてもおじいちゃんは頑張って走ってるんだよ! 因幡:ちなみにこの試合は2点取ればコールドゲームです。 優曇:早いよ!確かに老人たちが大変だからそれくらいがいいかもしれないけど。 因幡:おっと?監督が何かサインを送っているが見えないで首をかしげている間に三振してしまいました! 優曇:どんだけ長い間首傾げてるの!? 因幡:一人アウトになったので今のところ一死で走者はなしです。 おっと一死という言葉にジジロー選手が非常に敏感に反応しています! 優曇:そりゃ敏感にもなるよ!老人だもの! 因幡:さぁ、てぬぐい伯爵が投げました! おっとデッドボール!まさにデッドボール! 優曇:死んじゃったの!?不謹慎だよ! 因幡:ベンチで待機していた葬儀屋が出てきました! 優曇:余計なところで用意がいいな! 因幡:おっとメンバーが足りなくて輝夜老人会の負けになってしまったようです! 優曇:そりゃメンバー集めも大変でしょ。野球は激しいスポーツだし。 因幡:ジジロー選手泣いています!今、泣きながら土を袋に入れています! 優曇:せっかく一点入れたのに仲間が死んじゃってしかも負けになっちゃったら泣いちゃうよ。 因幡:「この土はうちの家宝にするんじゃ」と言っています! 優曇:そこまで大層なものじゃないでしょ! 因幡:とまぁこんな感じで盛り上がって老人も大喜び。 優曇:喜ばないよ!こんな甲子園ダメ、ゼッタイ! 二人:どうもありがとうございました。

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りっちゃん 公園 子供「やぁ!今日は会社が倒産して行き場のなくなったニートのパパと公園に来たよー!」 父親「おーシンジ!出だしから爽やかな説明口調で、お父さんの純粋な心をガシュってしたな!ガシュって!小1のくせに!」 子供「うるさい黙れ!よしパパ、この公園で何しよう!」 父親「さりげない罵倒!よし、じゃあまずは、あそこにブランコがあるからアレに乗ろう!」 子供「わーいわーい!ブランコ!ブランコ!じゃあパパ、ブランコの鎖やって!」 父親「よしまかせろ!パパはなぁ、学生時代【ブランコ鎖のパパ】と呼ばれたくらい    ブランコ鎖のプロ…って出来るかーい!(地を強く殴る)」 (物凄い量のハトが羽ばたく) 子供「パパがブランコの鎖出来ないなら、ブランコ出来ないよ!違うのやろう!」 父親「ごめんよシンジ!パパが高校時代、軽音楽部でギターじゃなくて鎖を担当してれば!    よし!次はあそこに滑り台があるぞ!あれで遊ぼう!」 子供「本当だ!あ、でもあの滑り台の階段、ペンキ塗りたてで出来ないよ!」 父親「よしまかせろ!パパはなぁ、高校時代に滑り台の階段になるバイトをやっていて、滑り台の階段業界では    【登らせ竜のパパ】と呼ばれてたくらいの滑り台の階段のプロ…ってやったことあるかーい!(地を強く殴る)」 (公園の隣の家の窓ガラスが全て粉々に割れる) 子供「パパにやれって言ってないのに自発的に階段を申し出た!しかもまたノリツッコミだ!」 父親「クソ!やること仕方ないから鉄棒をやるぞ!」 子供「パパ、この公園に鉄棒がないよ!」 父親「よしまかせろ!パパはなぁ、高校時代に鉄棒を主に昼食として食べていたことがあって    その時からパパは鉄棒になれる…ってなれるかーい!(地を強く殴る)」 (公園の隣の家の親父の鼻からパスタが飛び出る) 子供「もう完全にパパの一人歩きだ!ずっとパパのターンだ!」 父親「よーし、もうしょうがないから遊具で遊ぶのはやめだ!鬼ごっこをやろう!」 子供「わーい、鬼ごっこ!鬼ごっこ!」 父親「お、シンジ嬉しそうだな!鬼ごっこ好きなのか!」 子供「大好きだよ!追い詰めるのとか、良いじゃない…」 父親「キャー!いきなりの三点リーダ!メッチャ怖い!」 子供「やろうよパパ、鬼ごっこ…(ケケケケケケケ)」 父親「こえぇ!我が子こえぇ!ケケケケ言ってる!    もうダメ!違うのやろう!パパ死んでしまうし!」 子供「え〜、じゃあ何やるんだよパパ〜」 父親「よーし!じゃあ、かくれんぼしよう!」 子供「わーい、かくれんぼ!かくれんぼ!」 父親「お、シンジ嬉しそうだな!かくれんぼ好きなのか!」 子供「大好きだよ!逃げ惑いながら隠れようとする人間って素敵じゃん!見つけた時の絶望した顔とか最高っ!」 父親「もう死ぬ!これ死ぬ!パパ絶対に死ぬ!」 子供「うるさい煮るぞ!じゃあかくれんぼ始めよう!」 父親「煮っ汁!煮っ汁!    よし、じゃあパパが鬼な!死にたくないし!背後に気をつけながら数えるぞ!」 子供「メンバーが僕しかいないや!かくれんぼするもの、この指とーまれっ!」 父親「うっわー!まさかのパパ無視!パパショック!ショッキングパピー!」 子供「え、あ、パパいたの?」 父親「上の33行のやり取り全部無視!」 子供「えー、っていうかアンタ本当に親父なの?」 父親「唐突に凄い質問された!100%シンジのパパだよ!」 子供「え、本当に?本当は天使なんじゃないの?」 父親「天使!?さっきからなに!唐突に!いや、もうなんか面倒だから天使でいいや!天使でーす!」 子供「天使!?マジで!?チョースゲーんだけどー!!」 父親「も、もうバリバリ天使さ!フルエンジェル装備だぜ!」 子供「マジかよー!!え、天使の輪とかあんの!?」 父親「エンジェルリングだろ?あるぞー!ほぅーれ!」 子供「え、それエンゲージリングじゃん…」 父親「オーゥ!バレたー!パパが天使じゃなくてパパなのバレたー!ロマン輝くエステールも子供の目は騙せなかったー!」 子供「え、ってコトは、アナタ・・・父さん・・・!!?」 父親「え!?あ、うん!そうだよ!本当のパパだよ!」 子供「なんてこった・・・ と、父さーん!!!!」 父親「息子よー!!!!」 (抱き合う2人) 鼻からパスタ出した公園の隣の親父「こらー!ガラス全部割ったの誰だー!!」 父親・子供「こっち見んじゃねーーーーー!!!!!!!」

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バームクーヘンを食いちぎる作業部 リハウス抜きで バウム:(パンッ) ーヘン:(何故か叩かれた)僕、兄が建築設計士なんですよ バウム:ほう、そうですか ーヘン:そのおかげで、僕もちょっとした家の悩みなら解決できるようになりまして バウム:おー、すごいですね ーヘン:貴方は何か家のことでで悩みとかあります? バウム:そうですね・・・ちょっと階段が急だと感じていますね ーヘン:ならば消しゴムを敷き詰めましょう バウム:斬新な解決方法ですね ーヘン:段数は増えますけど、その分傾斜がゆるやかになります バウム:でも消しゴムである必要はないんじゃないですか? ーヘン:それ以外だと踏んだときに崩れることがありますから バウム:消しゴムでも崩れると思いますけど ーヘン:そこは持ち前の摩擦力とガッツで バウム:消しゴムにガッツはありませんよ ーヘン:他には何かありますか? バウム:他ですか。そうですね・・・ちょっと日当たりが悪いですかね ーヘン:ならば窓際に消しゴムをおきましょう バウム:また消しゴムですか ーヘン:そうすれば光が消しゴムに少し触れるだけでも乱反射して隅々まで光が届きます バウム:どんな現象が起こってるんですか。やったことないんでわかりませんけど、多分無理でしょう ーヘン:そこは持ち前の摩擦力とガッツで バウム:これに関しては摩擦力もガッツも関係ありませんよ ーヘン:でもきっと頑張ってくれます バウム:じゃあ乱反射できるとしますよ。でも、それだと日当たりは悪いままなので洗濯物とかが乾かないんですよ ーヘン:それもいい方法がありますよ バウム:もしかしてまた消しゴム使いますか? ーヘン:ええ、素揚げした消しゴムを使います バウム:素揚げする必要は皆無だと思うんですけども ーヘン:素揚げした消しゴムを熱してポケットに入れて祈れば乾きます バウム:なにやら宗教の匂いがするんですが ーヘン:いえ、れっきとしたおまじないですよ バウム:本当ですか? ーヘン:もちろん。少女マンガ雑誌の付録に書いてありました バウム:あなた何買ってるんですか ーヘン:他には何かありますか? バウム:あってももう聞きたくないですよ。どうせ、消しゴム使うんでしょうし ーヘン:でも、消しゴム使うだけなんですから普通にリフォームするよりコスト少なくすみますよ バウム:敷き詰めるほどの消しゴム買ったら結構な費用ありますよ。その用途だけで消しゴム買いたくないですし ーヘン:あっ、言っておきますけど砂消しとか練り消しはダメですからね バウム:基準がよくわかりません。確かにそれじゃダメな気はちょっとしますが ーヘン:とにかく消しゴムは色々なことに使えるんですよ バウム:消しゴムは文字を消すためだけのもので充分です。なんでそんなに消しゴムを有効利用させようとするんですか ーヘン:言うじゃないですか、MONOは使いようって バウム:(パンッ) ーヘン:(何故叩かれたかはなんとなくわかっている)

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マクス×マクシム 殺人現場夏物語 清水:警部!ご苦労様です! 荒又:うむ。君が、先週うちの課に配属された清水君か 清水:はい!私、どんな難事件でも解決する自信があります! 荒又:ほぉ、何処からその自信がくるんだ? 清水:なんと、探偵学園Qの第3話を一人で解決したんです! 荒又:ショボイよ!ドラマと実際の事件は違うよ。 清水:巷では、その持ち前の推理力にちなんで「お前、俺のカステラ食べ太郎」というあだ名で呼ばれていました! 荒又:何処にちなんだあだ名なんだよ!なんか疑われてる状況に無理やり太郎引っ付けたみたいじゃねぇか! 清水:ちなみそこねました! 荒又:もう、そういう小ネタはいいから。それより清水君、現場の状況を。 清水:はい。    被害者は水野幸弘、32歳。    死亡推定時刻は昨夜11時25分。    後頭部を縄状のもので絞められた様子。 荒又:後頭部を縄で絞めつけられて!? 清水:死因は溺死です。 荒又:どうなってるんだよ! 清水:本当は、腹部を一突きにされての大量失血死ですね。 荒又:最初からそれを言えよ。    それよりも、こんなに目立つ公園のど真ん中で殺るなんてな。      清水:ええ。前代未聞の密室殺人ですね。 荒又:どこがだよ!滅茶苦茶オープン状態だよ。 清水:何言ってるんですか!オゾン層という密室の中で事件は起こってるんだ! 荒又:なら全員がその密室の中にいるんだよ!謎は深まっていくばかりじゃないか。    それよりも、見たまえ清水君。被害者の手元に、何やら文字が書いてあるぞ。 清水:本当だ!近所の子供のイタズラにしては悪質ですね。 荒又:何処のがきんちょがイタズラで死体の近くを彫って遊ぶんだよ!そっちのほうが謎だわ!    そうじゃなくて、これはいわゆる“ダイイング・メッセージ”というやつじゃないか? 清水:なるほど!流石警部じゃないですか!    「お前、俺のカステラ食べ太郎」を襲名するのは警部で決まりですね! 荒又:いらんよそんなあだ名!むしろ罰ゲームじゃないか! 清水:今日の夜は、警部の襲名パーティに決定ですね!    おーいみんな喜べ!警部が襲名だ! みんな:(遠くのほうから)おーいぇー!! 荒又:盛り上がるなコラ!おーいぇーて何だ!    パーティでもなんでも、盛り上がるのは事件が解決してからの話だ。    もういいから、このダイイング・メッセージをみたまえ。    「たかはし まさし」と書いてあるぞ! 清水:おぉ、本当ですね!日本人で多い苗字第3位のタカハシに、日本人で多い名前第4位のマサシの組み合わせですね!    あちこちにいますね!多いですね!頑張ってください! 荒又:うっせぇコンニャロ!!何を自ら捜査を攪乱させるようなこと言ってんだよ!    高橋にしろ何にしろ、被害者との接点を絞っていけば、被害者に恨みを持った人物が浮かび上がってくるんだ! 清水:まぁまぁ、そんな難しい話してないで、コーラでも飲みませんか? 荒又:この一大事にリフレッシュしすぎだよお前は!! 清水:(コーラを飲みながら)ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、プハー。    いいですか警部、リフレッシュは体に一番いいんですよ?    悩んだ時こそリフレッシュ、これが体を作る秘訣と言うものです(キラーン) 荒又:まだ悩む段階に入ってないんだよ!悩む前にリフレッシュしすぎなんだよお前は!    いいか、警察たるものどんな場合においてもふざけないのが基本だ。    お前みたいにヘラヘラしてるような奴は、いつまでたっても立派な刑事になんかなれんぞ?    俺は、ただひたすら前を向き、悩み、考え、この地位に至った。    俺は、全プライドをかけてもこの事件を解決してやる!! 清水:ゲプーーー!!!    あ、ごめんなさい聞いてなかった。 荒又:何を俺のときめいた瞬間をゲップでかき消してくれてるんだよ!!    もういいよ、お前と協力しようと思った俺が間違いだった。    勝手に捜査するからな、口出すんじゃねぇぞ!     清水:警部!大人げないですよ!みっともない!    なぁみんなー!警部みっともないよなー! みんな:(遠くのほうから)おーいぇー!!       荒又:だからその微妙な貶し方はやめろって!!    今いろいろ考えてるんだから邪魔すんなよ! 清水:そんなときこそリフレーーーッシュ!!ゲプーーーーー!! 荒又:あーもう、うっせ!!    なんか目撃者とか、そういうのいないのかよ!清水、こういうときこそお前の出番だぞ!    現場は俺がやるから、聞き込み調査をしてこい! 清水:分かりました!    …あっと警部、鑑識から報告です! 荒又:書類か! 清水:ふむ…ふむふむ…    ぬぉー、これは重要なことですぞ警部!! 荒又:何て書いてあるんだ! 清水:「警部の襲名パーティの会場は、僕の家でしましょう」だそうです!    良かったですね警部!わざわざ金払って店に行く手間が省けましたよ! 荒又:俺にとってそれは今全然大事じゃない情報なんだよ!    もっとこう、犯人に関する情報とかないのかよ、もー!! 清水:以上、鑑識の高橋マサシさんからの報告でした! 荒又:…そいつが犯人じゃねぇか!!捕まえんかい!

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マントひるがえし係 漫才 : ホームラン ⇒ AKB48 小波「マントひるがえし係です、宜しくお願いします。    突然なんだけど、    昨日久し振りにテレビで野球中継を見たらスゴイ興奮してさ。」 名婿「あー、ピッチャーマウンドをジーッと見てると    初恋の子の胸の膨らみを思い出しちゃうもんな。」 小波「昨日はそういうエロイ興奮じゃなかったんだけど。    9回ウラに逆転サヨナラ満塁ホームランが飛び出して    まさかの逆転勝利。」  名婿「ホームランに逆転・サヨナラ・満塁という事は・・・    倍の倍の倍・・・    パイのパイのパイ・・・    全部で36000点だからな。そりゃ逆転するわー。」 小波「野球に麻雀の得点計算を使っちゃダメだから。    あと、計算途中に初恋の子のオッパイ思い出しちゃダメ。    でも、普通にホームランを打つだけでも凄いのに   『逆転』『サヨナラ』『満塁』と3つも付くと    何かモノスゴイ奇跡的な瞬間を目撃した気になるよな。」 名婿「そんなもんで奇跡とは呼べないわ。    それよりももっと奇跡的なホームラン見た事あるぜ。」 小波「本当かよ。どんな状況だったんだ?」 名婿「まず、3点差で迎えた9回ウラ2アウト満塁。」 小波「そこまではオレが見たのと変わらないよな。」 名婿「ここからが凄いんだよ。    まず、ピッチャーが放った魔球が7つに分身。」 小波「漫画みたいな展開だな。」 名婿「その7つの球は、なんとドラゴンボール。」 小波「それ本当に漫画だよ。    しかも分身魔球じゃなくて、ピッチャー7個全部投げてるだろ。」 名婿「おまけに、その時のピッチャーが川上憲伸。」 小波「中日ドラゴンズだけども。ドラゴン繋がりだけども。    そんなプチ奇跡は要らないから。」 名婿「しかもバットも普通じゃなかったんだ。」 小波「普通じゃないって?まさか長ネギで打ったとか?」 名婿「流石にそこまでの奇跡は起きなかったわ。    ただ、木製じゃなくて杏仁豆腐製のバットっていうだけ。」 小波「それはもうバット型の杏仁豆腐だ。打撃用じゃなくて食用だ。」 名婿「おまけに、その時のバッターがイ・スンヨプ。」 小波「・・・ん?杏仁豆腐は中国のデザートだよな。    イ・スンヨプは韓国出身だぞ?」 名婿「でも、あの日のイ・スンヨプの表情は毛沢東を彷彿とさせたし、    杏仁豆腐も“アンニョン豆腐”っぽい雰囲気を醸し出してたよ?」 小波「そんな無理に帳尻合わせなくていいよ。    アンニョン豆腐って何だ。コチュジャンでも練り込んだか。」 名婿「あ。今のオマエのその表情、すっごく孫文に似てる。」 小波「もう中国の偉人にたとえるのも禁止。」 名婿「その代わり、思い出しオッパイはそろそろOK?」 小波「それも引き続き禁止だよ。いいから早く説明を続けろ。」 名婿「そして、上空に高く舞い上がった(ドラゴン)ボールは    東京ドームのスタンドに吸い込まれてく訳よ。    あ、もちろん四星球だよ?」 小波「何で『もちろん』なの?じっちゃんの形見だから?    それより、残りのドラゴンボール6つを    キャッチャーがどう処理したかが気になるよ。」 名婿「しかも、この日の東京ドームにいた    およそ44000人の観客全員が千代田区民。    そして、千代田区の人口もズバリ44000人。」 小波「なんで総力あげて応援に来るんだよ。    試合中の千代田区は    近隣に住む空き巣達のパラダイスだったろうな。」 名婿「そして、打球の行方を見守りながら    ゆっくりとダイヤモンドを回り始めるイ・スンヨプ。    しかし、まだまだ奇跡は終わらない。」 小波「今度は何があったんだ?」 名婿「まず、一塁ベースがうどんの生地。」 小波「白いしね。踏まれてコシ出るしね。    イ・スンヨプが杏仁豆腐持って    バッターボックスに立つよりは全然納得いく。」 名婿「で、二塁ベースが色白のドM男。」 小波「白いしね。踏まれて喜ぶしね。    川上憲伸がペナントレース真っ最中に    ドラゴンボール探すよりは全然しっくり来る。」 名婿「それから、三塁ベースが白いウンコ。」 小波「白いしね。踏んだら嫌だしね。    三塁ベースうんぬん以前に    白いウンコがこの世に排泄された事が既に奇跡。」 名婿「そして、ホームベースが色白のドM男。」 小波「もう1回踏まれたかったんだ。    二塁で踏まれた後にホームまで走ってきて    今度はホームベースのフリして踏まれたかったんだ。」 名婿「満面の笑みでイ・スンヨプを迎える原韓国。」 小波「原監督だろ。別にチマチョゴリ着てた訳じゃないだろ。」 名婿「やっと出てきた神龍。」 小波「だいぶタイミングずれ込んだなー。    本来なら川上が7個集めた時点で出て来なきゃダメなのに。」 名婿「そして、逆転サヨナラ満塁    ドラゴン中韓千うどん・ド・ウンコ(白)ホームランで    巨人が大逆転勝利。」 小波「長いネーミングは仕方ないとして、    ドM男は“M”だろ。何故“ド”を切り取った。    うどん・ド・ウンコて。    サロン・ド・パリの響きなのに下品て。」 名婿「でも、落合監督が神龍に最後お願いしたんだよ。    『川上の登録名を“川上点心”に変更してくれ』って。」 小波「たかが中国繋がりに神龍まで持ち出すなよ。    というか、チーム勝つように願え。いい加減にしろ!」 二人 「「マント、ひらり   (作詞:秋元康 作曲:岡田実音 編曲:梅堀淳)  ♪偶然のいたずらで あなたとすれ違った   心臓 止まりかけて   わざと無視したまま 通り過ぎた   何て馬鹿な私なの?   こんなに好きでいるのに   自己嫌悪に陥る 駅の人混みで一人   一瞬の出来事が   未来に悔いを残すPAIN   ねえ 神様 もう一度   時間(とき)をリセットしてください   女の子には   マント、ひらり ひるがえし   走りたくなる時がある   何もかも捨てて 愛に向かうよ   恋をする度   マント、ひらり ひるがえし   ハートに火がついたように   私たち 何をしても許される年頃よ   どうもありがとうございました♪」」

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おっぱいセブン 漫才 A  はいどーもAです B  Bです 2  二人合わせておっぱいセブンです A  ところでね、Bくん B  何? ……え、何?ごめん聞いてなかった A  まだ何も言ってない!近頃の政治についてなんだけど B  政治か A  政治だよ B  学生時代はあんなに陰気だった政治がマドンナのさゆりちゃんを奪ってったのはいつ思い出してもビックリだよな A  田中政治じゃねーよ!!田中のことにはもう触れないって決めただろ B  なあ…ホントに。 A  不愉快きわまりない B  しかもパリに新婚旅行だってな A  パリッパリになって帰ってきたらいいのにな。主に粘液が B  粘液パリッパリになったら絶対あいつ困るよな。「パリパリになるのはもう……コリゴリだパリ!」って言ってたし A  うん。パリパリになることだけは三度の飯の後に絶対気にしてたな B  一回フザケてパリパリにしたやったときのアイツの目…… A  そう、あの虎をも殺すようなアイツの目…… 2  目……… A  ちょっと漏れたな。 B  うん。 A  ホント恐怖。ホントもう思い出したくない B  まさかあそこまでとは思わなかった。 A  でもその後肉ビーム出したら許してくれたな B  うん、「肉ビームだけはやめて、肉ビームだけは」って A  「肉ビームされたら渡米するしかない」って B  やっぱり田中も本場アメリカの肉が食べたいんだよな。 A  「牛食べて…ウッシッシ!肉うまっ!!」って B  言うかな… A  いや…… 2  言わないよなあ…… A  っていうか渡米じゃなくてパリに行ったんじゃん B  ああ、そうそうパリ。 A  似合わないよな、田中には。トイレもたぶん、あいつにとってパリみたいなもんだろ B  あいつん家のトイレにあった「シャルダンエース」って消臭剤、パリっぽいもんな A  パリと勘違いしてトイレ行ってたらいいのに B  「ここがパリだよ!」ってトイレに行ったらいいのに A  嫁、激怒 B  「パリはフ〜〜〜ランス!!ここト〜〜〜イレ!!!!」って A  うん B  田中は「パリはもうコリゴリだパリ!!」って嫁にパーンと張り手 A  嫁、激怒 B  でもあいつ、最終的にはちゃんとパリ連れてくもんな。 A  実は常識人なんだよな B  お中元はハムと洗剤だったし。便利なんだよ、普通に A  こうなったらもう洗剤使ってパリッパリにしてやるしかないな。 B  パリ王にしてやるか A  パリキングダムに連れて行って…… B  パリキングダムに連れて行って…… 2  どうもパリがとうございました

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レッドファルコンは嶋大輔だよ お菓子の新製品 どうも、リボルバー米夫です。 僕は製菓会社「おしり」でお菓子を作っているんだけど、この度「吃驚漢猪口冷糖」っていう新製品を開発したんだ。 これで「ビックリマンチョコレート」って読むんだけど、決してパクりじゃないよ。 あっちはウエハースチョコレートだけど、こっちはココアで、おまけのシールもココアの中に沈んでいるんだ。 斬新だよね?これを考えた僕は天才だよね? このおまけのシールには物語があるんだ。 5個入りのエクレアを2つずつ食べて、最後の1個をどっちが食べるかで天使と悪魔が全面戦争を始めるんだ! 戦争を終わらせるため、戦士ヨネオが悪魔を倒す旅に出るんだ! 面白そうなストーリーだよね?僕が考えたんだ。 テレビ局、アニメ製作会社の皆さん。契約するなら今のうちだよ! 今日はそんな吃驚漢シールの第1弾のおまけの一部を紹介するよ。 (鉄砲を持ったバーコードハゲの太ったおじさんがおしりを振っている絵) 名前:戦士ヨネオ 属性:天使 説明:天使と悪魔の戦争を終わらせるために立ち上がった戦士!    伝説の銃、おしリボルバーを武器に悪魔たちをやっつけるぞ! (赤いランドセルを背負った可愛らしい幼女の絵) 名前:天女リリーノ 属性:天使 説明:ヨネオの恋人で、今年で12歳。    悪魔とパトカーを相手に攻防を続けるヨネオを影から見守っているよ。 (ジャージを着て、竹刀を持った30代後半くらいの男性の絵) 名前:皇帝ジュッシュー 属性:悪魔 説明:すべての悪魔を束ねる悪の根源さ。    だらしない部下には「校庭10週」の罰を与えるんだ! (軍人が泣きそうな顔で汗だくになって走っている絵) 名前:下級軍人 属性:悪魔 説明:これは大ハズレの下級軍人のシールだよ。 皇帝ジュッシューの罰を受けているところさ。 全部で4種類のシールを紹介したけど、実際は全部で3万種類もあるんだ! ちなみに3万種類のうち、1万種類はヨネオだよ。 いろんなパターンのヨネオを集めよう! それから、下級軍人のシールが当たる確立は97%と、とても高いんだ! 他のシールは滅多に出ないようになっているよ。 ちなみに、1種類だけ、幻のシールがあって、そのシールには物語の結末が書いてあるよ。 (コンビニの袋を提げた綺麗な女性の絵) 名前:救世主エクレーア 属性:天使 説明:天使と悪魔の戦争を終わらせるために、エクレアをもう1つ買ってきた救世主。    彼女のおかげで戦争が終わったんだ。 結末言っちゃったよ。 内緒にしておくつもりだったけど、こんな秘密を僕1人のものにしておくのが耐えられなかったんだ。 さぁ、おもちゃ会社の皆さん。 カードゲーム化の契約をするなら今のうちだよ! 吃驚漢が流行れば幼女にもモテモテだ!! 〜「吃驚漢猪口冷糖」発売日〜 リボルバー米夫の思惑通り、「吃驚漢猪口冷糖」は子供たちの間で大ブレイク! しかし、ほとんどの子供がココアだけ飲んでおまけを捨ててしまった。

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すみません、登録した大会専用名忘れました(汗)。なので、できれば前に登録した名前でお願いしたいのですが……。 ひき語り 清水:早速ですけども、歌って涙にスポットを当てたものが多いじゃないですか。    人間っていろんな感情があるのに、ちょっと幅がせまいなあと思うんですよ。    そこで僕、思ったんですよ。    泣く歌はもう卒業!これからは……ヒく歌だ!って 石川:待って待って待って!途中までは納得できたんだけど……    え?はぁッ!?ひ、ヒく歌ぁ!? 清水:もう早速作って来たんですよ。    恋に不器用な男の歌があるんで、聴いてください。ね!ほら! 石川:ああ、もうなんか展開が早いなあ……。まあいいよぉ、聴くよぉ。 清水:『不器用な僕は、いつも君をヒかせてばかり』 石川:なにをしたんだよ!いつもって、普段、何をしてるんだよ! 清水:『デートをしてもプレゼント贈っても、いつも君をヒかせてばかり』 石川:どんなデートだ!どんなプレゼントだ!気になるわぁ〜。 清水:『もうヒかないで!もうヒかないで!』 石川:うわ、もうなんか切実だわ!痛々しくなってきたわ!    最後の心からの訴えが悲しすぎて聴いてられなかったよ!    なあ、ちょっとそいつ不器用すぎるだろ!ていうかただの変態なんじゃねぇのか!? 清水:……なんか反応がいまいちだなあ。じゃあ、寂しい女性をなぐさめる歌があるんですけど。 石川:いや、ちょっと待って……ヒク歌なんだろ!?なぐさめれるかぁ!? 清水:『部屋でいつも、一人きり  ヒイてばかりいるのかい?』 石川:どんな状況だよ!!なに、部屋で一人っきりで「うわぁ……」ってヒイてんだよ! 清水:『こんな素敵な週末に、ヒきこもっているのかい?』 石川:……え?なにそれ、うまいことかけたつもり? 清水:『君は僕のシンデレラ。僕と二人踊ろうよ。     僕は君の王子様。君の扉をノックするよ。     だからもうヒかなくていいよ……。   』 石川:いや、余計ヒクわ!だって突然、扉をノックされて    「僕は君の王子様」とか言われるんだろ?ドン引きだよ!! 清水:あれぇー? 石川:あれぇー?じゃねぇよ! 清水:じゃあ、ドライブっていうシチュエーションはどうだ!    彼女を助手席に乗せて二人っきりでのドライブだよ!どうだ! 石川:どうだ!……って言われても……。 清水:『二人きりのドライブで、君は突然、ヒきだした。』 石川:怖いな!何があったんだよ!突然ヒくってなんだよ! 清水:『隣でヒきじゃくる君のこと、抱きしめることしかできなくて……』 石川:ヒきじゃくるって何ッ!?どんだけヒいてんのッ!? 清水:『もう君しか見えないよ。君をいっぱい抱きしめて     もう前方が見えないよ。アクセルいっぱい踏みしめて』 石川:あぶねぇよ!!前を見ろ!!アクセル踏んでんじゃねぇよ!! 清水:『彼女はただただヒき続ける。 車は人を轢き続ける。』 石川:バカかー!!そりゃあ彼女もヒきじゃくるわ!!    轢き続けるって何人轢いてんだよこら!! 清水:うーん……自信作だったんだけどなぁ……。 石川:むしろ一番、ヒドいよ! 清水:……では次が最後のナンバーです……。 石川:なにちょっとかっこつけた言い方してんだよ! 清水:これは、青春時代の甘酸っぱい思い出を歌にした曲です。聴いてください……。 石川:……う、うん……。 清水:『不意の僕の告白に、君は突然ヒきだした。』 石川:お前、突然ヒくの好きだな! 清水:『涙のわけも語らずに、君は遠くへ走りさる。』 石川:告白したら、ヒかれた上に泣かれて、しかも逃げられてんのかよ!!    散々な結果だな!!どんだけ生理的に受け付けてもらえてないんだよ!! 清水:『教えてくれよ、ハニー。涙のわけはなんなのさ。     教えてくれよハニー。君の態度にヤ・キ・モ・キ!』 石川:うるせー!何がヤ・キ・モ・キ!だ!もうちょい危機感持て!いや絶望しろ!!     なにちょっと半分脈ありの可能性も感じてんだよ!!     あと、涙のわけはな、ハニーとか言っちゃうお前のセンスだよ!! 清水:『あー、僕は君にヒかれてる。(ふ・た・つ・の意味で♪)』 石川:最後の何だ!!最後のバックコーラスみたいなのはなんだ!! 清水:なんだよー、魅力を感じてるって意味の「惹かれてる」と    「うわぁー……人間として最低だわぁー……」っていう意味の 石川:それがわかってて、よくヤ・キ・モ・キ!って言えたな!脈なし確定だろうがよ!    あと、うまいこと言ったアピールをバックコーラスでするな!聴いてる方が恥ずかしいわ! 清水:いや、アピールしねぇとさ、ほら一般人って大概バカじゃん。    無能の感覚にあわせるのはどうかと思うけど    才能のある人間が無能に歩みよって行かないと、逆パターンは無理だからさ 石川:……うわぁ…… 清水:あー、僕は相方に、ヒかれてるー。 石川:もういいよ! (終)

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瀬戸の花嫁 私はロマンティック あなたもロマンティック 師匠「何故辞めるのじゃ!辞めようとするんじゃ!」 弟子「公式戦で一勝も出来ない俺なんて何の意味もありませんよ・・・」 師匠「このバカ弟子がァ!まだまだお前は駆け出しじゃろうが!」 弟子「自分、才能が無い事に気付いたんです。もうこの世界では生きていけない・・・」 師匠「・・・自分から逃げるような男はワシの弟子じゃないわ!    カナディアンマンと100回闘って100回負けちまえ!」 弟子「カナディアンマンに・・・負ける?」   師匠「あぁ、お前はカナディアンマン以下だよ!ついでにスペシャルマンにも負けちまえ!」 弟子「俺が作中でアシュラマンにバカにされていた弱体チームに負ける、ですと?」 師匠「くやしいのう!くやしいのう!」 弟子「なんたる侮辱・・・師匠、もう一度俺にチャンスを与えてください!」 師匠「・・・よろしい。では52の関節技と48の体位を授けよう。」 弟子「後者はいらないっすよ!    デビュー時にオーナーから筆おろしをしてこいって命令されたからその点は心配要りません!」 師匠「ワシの初めてのアレは錦糸町のソープランドでな・・・」 弟子「師匠のアチチな経験談なんて聞いてないですよ!」 師匠「では気を取り直していこう。では最初の必殺技、『フライング・レッグラリアート』じゃ。」 弟子「おお、強そうな名前・・・何だかブロッケンジュニアを救える気がしてきたよ。」 師匠「これは魁皇が使っていた技である。」 弟子「関取かよ!自分らの競技にまるで関係ないじゃないですか!」 師匠「しかし魁皇はこの技の使いすぎで左腰神経根が麻痺してしまったのじゃよ。」 弟子「身体を酷使していたから魁皇は角番が多かったのか・・・」 師匠「まぁこんな技関係ないから置いといて。」 弟子「やっぱ関係ないんかい!さっき俺も言いましたよね!?」 師匠「まぁまぁ落ち付け。    ・・・これから披露する技はヘッドロック状態からの『カーフ・ブランディング』という技じゃよ。」 弟子「名前は本当に強そうだよなぁ。何だか俺もテリーマンみたいになれる気がしてきたよ。」 師匠「これはジェフ・オギルビーが好んで使う技である。」 弟子「・・・それオーストラリアのプロゴルファーじゃないですか!    俺がビッグスギのステップアップゴルフを毎週録画するくらいゴルフ好きだからツッコめたものの!」 師匠「と、このようにヘッドロック状態からケツをゴルフクラブで30数発殴打するのじゃ。」 弟子「明らかに反則技っすよねそれ!そんな3番アイアンの使い方見たことないですよ!」 師匠「レフェリーの見えにくいに位置にある右脇腹を殴打しても構わんが、死に至らせる事は出来ない。」 弟子「ヘッドロック状態じゃ丸見えですから!つーか殺す気はねぇよ!」 師匠「ならレフェリーの脇腹を殴打すれば良いと思うが。」 弟子「いや、そのりくつはおかしい。」 師匠「どれも否定されてしまう。まったく、お前はどんな必殺技が・・・」 弟子「カッコよくて強い・・・せめて今まで挙げたのよりマトモな必殺技が欲しいです!」 師匠「無い事もないが・・・それは秘伝の奥義、絶対に秘密じゃ。」 弟子「そんなぁ!師匠、一生のお願いです!」 師匠「だ〜め。秘密、秘密、ひみつの与謝野晶子ちゃんじゃよ。」 弟子「テクマクマヤコンテクマクマヤコン、君死にたもうことなかれ〜・・・って何させるんですか!」 師匠「その心意気買った!」 弟子「買うんかい!」 師匠「・・・ここまで残酷な関節技は無いぞ?骨は歪み、形を変え・・・    一昔前、技巧派レスラーとしてお馴染みのマイティ井上ですら会得を断念した。」 弟子「・・・・・ゴクリ。」 師匠「恐ろしい、恐ろしいのう。『チワワ』って。」 弟子「技の名前ダサっ!」 (かくして大会へ向けて厳しい特訓の日々が続いたのであった。) 弟子「師匠がエントリーしてくれたこの大会、絶対に負けられない。    一時期は諦めかけたけど、それをバネにしてここまで頑張れた。    チワワも会得したし、今の俺に負ける要素なんてない!」 『それでは両者見合って・・・始め!』 弟子「足のふくらはぎと太腿の間に手を入れ、もう片方の手を首に回し・・・」 『難波潟 みじかき芦の ふしの間も                  逢はでこの世を すぐしてよとや  ・・・そこの貴方、かるた大会での関節技は禁止とされています!』 弟子「ってかるた大会にエントリーしてたのかよ!」

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